カーテンレール
かつては脇役的存在だったカーテンレール。カーテンのインテリア性が高まったことで、最近はレールも、ファッション性の高い商品が続々と開発されています。カーテンをより美しく引き立てる重要なアイテムとして、注目したいアイテムです。
カーテンレールは大きく分けて、「機能性カーテンレール」と「装飾性カーテンレール」の2つの種類があります。それぞれの特徴を理解して、お部屋の雰囲気や用途に合わせて使い分けましょう。
■ 機能性カーテンレール
カーテンの走行性を重視したカーテンレール。正面付けの場合、カーテンはレールが隠れるようにオーダーします。但しカーテンが開いている時にはレールが見えるので、ホワイトや木目など、壁の色やインテリアに合わせて、カラーにもこだわってみましょう。
● アルミタイプ・スチールタイプ
最も一般的なカーテンレールで、天井付けと正面付けのどちらにも対応しています。軽量なアルミタイプが主流です。通常はレースカーテンとドレープカーテンを合わせて取り付けることが多いため、ほとんどの窓にはもともとダブルレールが付いています。シングルレールは、カーテンを1枚だけ取り付けたい時や、ブラインド、シェードなどを組み合わせて使う場合に使います。
■ 装飾性カーテンレール
様々なインテリアスタイルに対応した、デザイン性を重視したカーテンレール。お部屋の中で大きな面積を占める窓まわりを美しく彩り、インテリアの決め手にもなります。
● ウッドタイプ
木製レールは、装飾レールの最も代表的なものです。木のぬくもりを感じさせるあたたかい質感が特徴。最近はフローリングのお部屋が多くなっていて、それらとの相性は抜群です。天然木のほか、パイプに木製の樹脂をコーティングした木目調もあります。シングルレールとダブルレールがあります。
● アイアンタイプ
最近人気が高まりつつあるのが、アイアンタイプの装飾レール。クラシックデザインのヨーロピアン調のものから、シンプルなデザインのものまで豊富な種類が揃っています。素材は、ステンレスやアルミのほか、真ちゅう製など様々です。シングルレールとダブルレールがあります。
■ その他のレール
窓の形に沿って取り付けできるカーブレールや、絵をかけるためのピクチャーレールなどがあります。
● カーブレール
出窓やコーナーの間仕切りには、角や曲線に合わせ自由に曲げられる、カーブレールが便利。カッターで簡単にカットできるので、窓に合わせて調整できます。
[便利な使い道色々]
・出窓に ・小さな窓に ・コーナー窓に
・間仕切りに ・目隠しに
● ピクチャーレール
ピクチャーレールとは、その名のとおり「絵」をかけるためのレールで、壁と天井との境目に取り付けるのが一般的。「絵を飾りたいけど、壁面に穴を開けるのはちょっと…。」そんな場合に重宝します。耐荷重はレールによって違いますが、耐荷重の範囲内であれば、絵以外のものも掛けられます。